赤外線サウナのメリット

 

お風呂もサウナも体を温め代謝を高める温熱健康法として有効です。お風呂の場合はお湯の温度が皮膚に熱伝導し、一般の高温サウナもその高温空気が皮膚に接触することにより、熱伝導で体を温めます。

 

両方とも水または空気という媒体を利用して体を温めますが、お風呂は水圧がかかりますので、熱いお湯に首まで浸かると心臓への負担が大きく、血圧の高い方やお年寄りの方は、ぬる目の湯温での半身浴が安全と言われています。

 

一方、一般の高温サウナは水圧こそかかりませんが、温度が高いと、やはり心臓などへの負担が大きく、体の弱い方やお年寄りには注意が必要でしょう。

 

一般の高温サウナは空気温度が80℃~100℃と高温の為、息苦しくなることがありますが、遠赤外線サウナは空気温度を40℃~60℃程度にして入浴しますので、体に負担が少なく、子どもから年配の方まで安全に利用できるようです。

 

遠赤外線は太陽光線に含まれ、人体にとって有益な光線であることから育成光線とも言われています。遠赤外線は空気などの媒体を通して皮膚へ熱を伝導するのではなく、光線が直接体に当たり、熱反応を起こす輻射(ふくしゃ)熱が主ですので、空気を高温にしなくても、体の芯部まで熱が効率良く伝わります。

 

遠赤外線サウナの商品タイプとしては、部分照射タイプ、顔出し・頭出しタイプ、ドーム入浴タイプ、家屋設置タイプ、箱型タイプ、寝袋型タイプ、複合利用可能タイプなどがあるようです。